1粒に1%未満しか含まれないセサミンを凝縮
日本食に多いごまですが、もともとは、ローマやギリシャ、中国に伝わり、そして日本にも仏教と一緒に入ってきました。
そして、奈良時代には既に日本においても栽培がおこなわれ、我が国の祖先の人たちの健康を支えていたとされています。
ごまは、セサミンhttp://xn--vckl3i8c.la/が最も豊富に含まれている食材です。
セサミンは、米や麦にも含まれていますが、精米や精麦を行う過程においてセサミンは、取れなくなってしまうので、やはりごまのセサミンというだけあって、もっともセサミンがごまに含まれていると言っていいでしょう。
しかしごまの中には、セサミンだけではなく、様々な栄養素が含まれています。
その例としては、ビタミンAやビタミンE、そしてビタミンB1・2・6が非常に豊富に含まれています。
他にもナイアシン、カルシウムやマグネシウム、そして鉄分も含有されています。
滋養強壮剤として以前から活用されているのに十分納得できるでしょう。
さて、このゴマには白・黒・金の3色のごまの種類があります。
そのうち、一般的に食用として利用されているのは白黒の2種類です。
ビタミンやミネラルの栄養素の種類には大差がないのですが、
両者を比較すると、黒ゴマには抗酸化成分のアントシアニンも豊富に含まれていますが、白ゴマにはこれが含まれていません。
そのため、もし健康目的でごまを食べるのなら黒ゴマのほうががオススメです。
アントシアニンは目の健康維持のために活用できる成分なので、スマホやパソコンで目を酷使しやすい現代人には特にオススメの栄養素です。
さて、ごまはセサミンを多く含むとして紹介して来ていますが、ごま一粒のセサミン含有率はなんと0.5%程度と極小です。
調理法としては、ごまを炒ってから擂るとより吸収率が高まるとされています。
含有量が少ないので、ごまからセサミンを摂取すると考えるなら、一日大さじ2杯程度が必要です。
しかし、この量を摂ろうと思うと、問題になるのは、ごまに多く含まれる脂質です。
この脂質を避けてセサミンを効果的に摂るには、サプリメントがお勧めです。