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肉体疲労の栄養補給にセサミン

激しい肉体労働後に激しい筋肉痛に襲われるという経験は誰しもあるものでしょう。
しかし、この筋肉痛とは、いったい何が原因となっているのでしょう。
筋肉痛の原因は、筋肉に溜まる乳酸だと言われていましたが、乳酸はむしろ、運動のエネルギーとして代謝されていることがわかり、現在は筋肉痛の主な原因とは言えないのです。

しかし、筋肉痛の仕組みについてきちんと考えてみると、その原因はなんとなく見えてきます。
まず、運動を行って筋肉を使うと、どうしても動かした筋肉の筋繊維にある細胞に、無数の傷がついてしまっているのです。
それに反応して体は細胞の傷をいやそうと、炎症作用のあるヒスタミン、そして痛みの元となってしまうプロスタグランジンを生成するのです。

そして筋繊維の細胞の傷を修復する過程で、これらの物質を原因として、炎症や腫れ、そして筋肉痛でもっとも特徴的な症状である痛みを起こすのです。
基本的に筋繊維の傷が完全に修復されれば痛みはあまり感じることはありませんが、この修復に時間がかかってしまうと筋肉痛となるのです。
では細胞の傷をスムーズに治し、筋肉痛を防ぐにはどうすればよいのでしょうか?

それは、バランスの良い食事から、この傷の修復を助けるビタミンやミネラルなどの栄養分をしっかりと摂取することや、体に余計な負担をかけないように睡眠を十分に取ること、そして抗酸化物質を摂ることが勧められます。
つまり、食事や生活から、細胞の修復がきちんと行えるように体内環境を整えてあげることが重要なのです。
最後の項目の抗酸化作用のある物質として、セサミンが挙げられます。

私たちの体は、ただ呼吸するだけで、体にとって有害となる活性酸素を生み出してしまいます。
この活性酸素は体の機能を阻害し、その結果、筋肉痛が起こらないように細胞の修復を全力で行っている体を邪魔してしまいます。
セサミンの強い抗酸化物質は、損傷した細胞の修理を邪魔するこの活性酸素を除去し、細胞の傷の修復をスムーズにすることができるのです。
また、セサミンは脂溶性であることから肝臓にまで届き、肝臓を活性化させるため、細胞の修復に必要となる上記の酵素や化学物質の生成を促進することからも、筋肉痛予防につなげることができます。
肉体疲労のあとにセサミンの摂取がおすすめです。

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