血中アルコール濃度

セサミンで脂質と血圧を下げよう

セサミンとは、ゴマに含まれている健康有効成分で、ゴマリグナンと呼ばれる成分の一つです。
さて、ごまに含まれるセサミンには、体に有害である増えすぎた活性酸素の働きを抑えることができるとして、その健康食品は非常に注目を浴びました。
さて、セサミンの具体的な効能としては、活性酸素が増えることによって身体が酸化され、錆びつくのを防止する抗酸化作用があり、サプリメントなどを通して体に吸収されることによって、体の隅々にまでいきわたり、もちろん肝臓にも入り、その効果が表れます。

そう、抗酸化作用のあるものの中ででも、セサミンはその効果がきちんと体のなか、肝臓まで届くことで知られているのです。
なぜこれが注目されるかというと、抗酸化作用のある物質は水溶性のものが多く、どうしても肝臓などの臓器に届く前にその効果はなくなってしまうのです。
その代表的な成分として挙げられるのが、ビタミンC、お茶に含まれるカテキン、さらにアントシアニンなどで、これらは水溶性であるために、脂質でできている細胞膜を通過することができず、壁に阻まれて肝臓まで到達できないのです。

そのため、セサミンは確実に肝臓にまで届き、その結果、血液の流れがスムーズになり、血圧を下げることができるのです。
さらに、セサミンには、肝臓での脂肪の分解をサポートして、脂肪を燃焼しやすくするダイエット効果の働きもあります。
実は、私たちの体内には、ペルオキシソームという脂肪を分解するという働きのある物質があります。

セサミンがこのペルオキシソームを活性化する作用があることから、脂質の代謝を高める効果があることが研究によってわかってきました。
さらに、二日酔いの防止や抗炎症、抗アレルギー効果といった健康効果のほかにも、美容効果があることも判明しています。
セサミンの効果は、一昼夜で得られるものではありません。
そのため、日々セサミンを少しずつ摂取することで生活習慣病予防をしましょう。

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