血中アルコール濃度

セサミンの大量摂取には注意が必要

健康効果が高く評価され、研究においても注目されサプリメントとしても様々な製品が販売されているセサミンです。
ごまから抽出されているセサミンは天然成分であることから、医薬品ではないので、1日の摂取量に上限というのは特に決められてはいまませんが、目安量としては、だいたい1日8から10mgが最適量だと言われています。
これは、ごまに換算すると3000粒、スプ−ンの小さじで表すならば、おおよそ30杯分に相当します。

この数字を見たら、一日に必要とされるセサミンをごまを使った料理のみで摂取しようと試みることは非常に難しいことはすぐにおわかりでしょう。
ごまの成分がぎゅっと凝縮されたごま油であれば、セサミン含有量も多く、ごま油をたくさん摂取すればセサミンが効率よく得られると思う人もいるかもしれませんが、実際には、ごま油を大量に摂取してしまうと油脂の過剰摂取になり、逆にコレステロールやカロリー過多による健康問題の発端となってしまいます。
そのため、最も手軽に、そして効率よくセサミンを摂取するならば、サプリメントが最も有効な方法だと言えます。

天然由来で副作用もなく、安全だということは逆に効果がそこまで即効性ではないということです。
そのことから、一気に大量のセサミンを摂取することですぐに効果が得られるというわけではなく、継続的に少しずつ飲み続けることによって、少しずつ効果を実感できるようになるというものです。
摂取するタイミングというものは定められていませんが、食事後や就寝前など、決まったタイミングで飲むことで飲み忘れを防ぐことが出来ます。

過剰摂取などによる副作用報告もなく、非常に安全なセサミンではありますが、大量摂取で人によっては問題が起きることがあります。
近年、ごまアレルギーなるものが増えているという話です。
このアレルギーの発端になってしまう原因は未だ解明されてはいないようですが、案外自給率の低いごまであることから、海外から輸入されたごまに残留農薬や防腐剤などの化学物質がついていて、そのまま摂取することが原因になることもあるようです。
その他にも、ごま油などを中心としたゴマ製品が精製法によっては油が酸化してしまい、それが体に悪い影響を及ぼしているのではないかとも言われています。
このような問題もあるので、万が一の場合に備えて、摂取量を守りましょう。

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